検診
大腸がん検診は、40歳以上の方に対して、1年に1回の受診が推奨されています1)。
大腸がん検診では、問診に加え、便潜血検査を行います。
2日分の便を採取していただき、便に血が混じっていないかを確認する検査です。わずかな血も検知でき、痛みもないため、安全かつ有効な検査法です。
大腸がん検診の結果のみで、大腸がんであることが確定するわけではありません。便潜血検査で異常あり(がんの疑い)と判定された場合は、大腸の内視鏡検査、大腸X線検査、大腸CT検査による精密検査を行います。さらに、細胞や組織を採取して(生検)、がんかどうかを調べることもあります(細胞診、組織診)※。
(公開:2022年8月)