検診
肺がん検診は、40歳以上の方に対して、1年に1回の受診が推奨されています1)。
肺がん検診では、問診と胸部X線検査を行います。これらに加えて、喫煙中または喫煙歴がある方に対しては喀痰細胞診を行います。
肺のレントゲン検査です。
50歳以上で、喫煙指数600以上の肺がんリスクが高い方に推奨されています2)。現在タバコを吸っていない方であっても、過去にタバコを吸っていたことがあれば検査の対象となります。朝起きたときの痰を3日間採取していただき、痰に含まれるがん細胞の有無を調べます。(喫煙指数は「1日の喫煙本数」×「喫煙年数」で計算されます。)
肺がん検診の結果のみで、肺がんであることが確定するわけではありません。胸部X線検査、喀痰細胞診で異常あり(がんの疑い)と判定された場合は、胸部CT検査や気管支鏡検査を組み合わせた精密検査を行って、がんの有無を確認します※。
(公開:2022年8月)