検診
乳がんは40~50歳代の女性に多いとされ、そのため40歳以上の女性に対して乳がん検診(2年に1回)が推奨されています1)。
乳がん検診では、問診とマンモグラフィ検査(乳房X線検査)を行います。
小さなしこりや石灰化を見つけることを目的とした乳房のレントゲン検査です。乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んでなるべく平たく広げ、乳房全体のX線画像を撮影します。
乳がん検診の結果のみで、乳がんであることが確定するわけではありません。マンモグラフィ検査で異常あり(がんの疑い)と判定された場合は、マンモグラフィの追加撮影や超音波検査による精密検査を行います。さらに、専用の針を用いて、疑わしい部分の細胞や組織を採取して(生検)、がんかどうかを調べたりします(細胞診、組織診)※。
(公開:2022年8月)