臨床試験・治験とは

臨床試験・治験とは

新しいくすりが使われるようになるまでには、試験管での実験や動物実験を通して、さらに健康な方や患者さんのご協力のもと試験を行って、くすり（くすりの候補）の効き目（有効性）や副次的な望ましくない作用がどの程度か（安全性）などを何段階にもわたって慎重に調べます。また、くすりが使われるようになっても、試験を行って、そのくすりの有効性や安全性を確認しています。

健康な方や患者さんにご協力いただいて、くすり（くすりの候補）の有効性や安全性などを調べる試験のことを「臨床試験」といいます。
臨床試験の中でも、くすりの候補について、国の承認を得るために行う試験のことを「治験^※」と呼んでいます。

• 「治験」については「知る」＞「治験について」のページもご参照ください。

なお、病気の原因を調べる、診断方法・予防方法・治療法を開発・改善する、患者さんの生活の質の向上を目指すなどのために、ヒトを対象として行う医学研究を「臨床研究」と呼んでいます。臨床試験も治験も臨床研究に含まれます。