病気の疑い
がんの症状は、その種類やがんになった部位によって異なりますが、一般的に初期のころは自覚症状がありません。がんのかたまりが大きくなったり、正常な組織に影響を及ぼすようになったりしてから、下記のような症状があらわれることがあります。多くのがんでは、病気特有の症状はありません。
代表的ながんの主な症状
お腹の痛み・張り、しこり、便秘と下痢を繰り返す、血便など
胃(みぞおち)の痛みや違和感、胸やけ、吐き気・嘔吐、食欲不振など
(胃炎、胃潰瘍と同じような症状)
長引く咳、痰など
(風邪を引いたときに一般的にみられる症状と同じような症状)
しこりやえくぼのようなくぼみ、痛み、乳頭からの分泌物、乳頭のただれなど
尿が出にくい、排尿時の痛み、尿に血が混じるなど
(肝炎に伴う)体のだるさ、食欲不振、黄疸など、
(肝硬変に伴う)疲れやすさ、お腹の痛み・張り、むくみなど
貧血による息切れや動悸、血小板減少による鼻血や歯ぐきからの出血、発熱など
首やわきの下、足のつけ根などのリンパ節の腫れや圧迫感、倦怠感や原因不明の高熱(38℃以上)、食欲不振、体重減少、激しい発汗など
(公開:2022年8月)