1. 医療関係者に伝えたいことをきちんと伝えるために

医療関係者に伝えたいことを
きちんと伝えるために

医療関係者に伝えたいことをきちんと伝えるために―記録ノートを活用しよう

納得した治療を受けるため、治療・療養生活を良好に進めるためには患者さんの協力も不可欠であり、そのためには、医療関係者に伝えたいことをきちんと伝えることも大切です。伝えたいことや質問したいことを事前に整理し、メモしておくことが有用かもしれません。

  • ご自身の体調や病気による症状、くすりによる体への影響
  • ご自身で調べてきたことなど、症状以外に聞いてみたいこと
  • いまの気持ち、不安・疑問に思っていることなど

伝えたいこと・質問したいことを事前にノートに書き出しておくことで、限られた面談・診察時間内に忘れずに質問することができ、聞きもらすことも少なくなるでしょう。

  • 1回の質問は多すぎないようにしましょう。
  • 質問事項がたくさんある場合は、優先順位をつけておきましょう。
  • ご家族などに同席してもらう場合は、同席者に質問してもらうのもいいかもしれません。

国立がん研究センター「がん情報サービス」の「資料室」にある「わたしの療養手帳」には、治療中・療養中の記録の仕方、チェックリスト、メモの仕方など、患者さんの治療・療養生活に役立つ情報がまとめられています。

(公開:2021年3月)