病気との共生
ホスピスケアとは、終末期(ターミナル期)の患者さんに少しでも心穏やかに過ごしていただくための身体的・精神的ケアを指します。病気の治療は行わず、痛みや苦痛を可能な限り取り除き、患者さんとそのご家族の生活の質を改善することを目的としています。ケアは、患者さんの状態や希望に応じて、病院(入院・通院)や自宅で受けることができます。ホスピスケアを専門に行うホスピス緩和ケア病棟がある施設もあります。
なお、緩和ケア※は終末期だけでなく、がんと診断されたときから治療・療養中を通して提供されるもの、ホスピスケアは終末期に提供されるものです。
(公開:2022年8月)